スピリッツ別解説



怒スピリッツ/真スピリッツ/斬スピリッツ/天スピリッツ/零スピリッツ/剣スピリッツ/全体総評






怒スピリッツ

AB同時押し…超斬りの使用
       一回だけ相手の打撃を耐える高威力の斬りを繰り出します。
E行動…存在しません
特性…・基本防御力が高い
     ・スピリッツゲージMAX時(怒りMAX状態)の攻撃力が全スピリッツ中最高
     ・E行動が存在しない

長所…超斬りは遠立Cのモーションでリーチが長く、上方向にも判定がある。中々の性能。
     E行動が使えないが、夢路はジャンプが低く鋭いため、投げ避けにジャンプを使いやすく、
     さほど不便を感じることはない。
     また、基本防御力の上昇は、夢路の弱点である、低い防御力を補える。
短所…高性能な武器飛ばし、及び秘奥義を一切使えない為、スピリッツゲージMAX時を除くと、
     確定反撃での火力が不足しやすい。
     超斬りの性能自体は悪く無いが、ガード後の隙まで被カウンター判定なので、
     いくら防御力が上がっていると言っても、反撃は痛い。
     夢路は怒り時間が短く、ゲージも溜まりにくいので、怒り状態での高攻撃力を十分に活かせない。


寸評…決して悪くは無いスピリッツ。
     超斬りを上手く扱える自信があるなら選択しても良いだろう。
     しかし他スピリッツと比べて安定性に欠けるので、注意が必要である。

     


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真スピリッツ

AB同時押し…使用しません
E行動…4E=下段避け、1E=後転、2E=伏せ、3E=前転
      全て投げ無敵時間がついている為、投げ回避に役立つ。
      キャンセル出来るものも存在する。
スピリッツゲージMAX時に236+AB…武器破壊必殺技
キャラ別特定コマンド+E(夢路は3214623+E)…ぬいぐるみ化
      ぬいぐるみ化の性能は基本システム解析ページ
キャラ別特定コマンド+BC(一試合に一回のみ、夢路の場合は641236+BC)…秘奥義
特性…・通常時、怒り時共に安定した高い攻撃力を持つ。
     ・武器破壊必殺技とぬいぐるみ化が使える。
     ・怒り状態になり、行動可能になった瞬間に怒りMAXポーズを取る。
     ・一試合に一回限りだが、秘奥義の使用が可能。

長所…安定した高い攻撃力は、立ち回りでのダメージソース強化に繋がり、夢路と相性が良い。
     E行動も一通りそろえており、近距離でフレキシブルに動ける。
     秘奥義も一回限りだが使用が可能。ここぞというときに大ダメージを取れる。
     ぬいぐるみ化、秘奥義共にコマンドは全キャラ通して見ても簡単な部類。
短所…武器飛ばし技でも、武器消失技が使える夢路は、武器破壊の効果が薄い。
     また、怒り状態が冷めやすい為、武器破壊が使える時間も短い。
     ぬいぐるみ化からキャンセルで出すのに適した出が早い、もしくは打撃無敵がある必殺技を
     秘奥義と武器破壊必殺技以外持たない。

寸評…武器破壊の効果が薄く、秘奥義目当てなら剣スピリッツの方が使いやすい。
     またE行動も、零スピリッツが同様のものを取り揃えている。
     基本攻撃力の上昇は魅力なので、立ち回りでダメージを取って勝ちたい人、
     もしくはぬいぐるみを有効活用できる人は選択しても良いだろう。


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斬スピリッツ

AB同時押し…怒り溜めの使用
      溜まる速度はキャラによってまちまち。夢路は遅め。
E行動…E=攻撃避け、近距離で6E=回り込み、空中でE=空中ガード
      攻撃避けは発生から打撃無敵で終わり際に隙が存在する。
      回り込みは出掛かりに若干の隙と終わり際に大きめの隙があるが、移動中は完全無敵。
      空中ガードは入力から8Fまでガード可能、隙間7Fまでの連続攻撃は連続ガード。
      失敗時は着地に7Fの隙が出来るが、成功時は下降中に攻撃を出すことが出来、
      さらに空中必殺技でガード硬直をキャンセルすることも可能。
スピリッツゲージMAX時に236+AB…武器飛ばし必殺技
特性…・自発的にスピリッツゲージを溜めることが可能
     ・空中ガードが使用可能
     ・瀕死状態になると、怒りっぱなし状態となる
     ・通常状態の剣気量は普通。スピリッツゲージMAX状態はやや多い。

長所…全スピリッツ中、唯一空中での防御手段を持っている。
     スピリッツゲージが溜まりにくい夢路にとって、怒り溜めの存在は大きなプラス要因。
     怒りっぱなし状態での武器飛ばしによって、一発逆転も狙える。
短所…攻撃避けと回り込みは、性能が良いとは言えず、地上での行動パターンが乏しくなる。
     空中ガードが使用可能だが、夢路は低く鋭いジャンプを持っているので
     空中ガードを使わざるを得ない状況が、あまり存在しない。
     夢路は低防御力なので、怒りっぱなし状態になることなくやられてしまうケースが多い。

寸評…コレといった武器が、実質怒り溜めしか無いスピリッツと言える。
     回り込みや攻撃避けは天スピリッツも持っているし、空中ガードも使用頻度は高くない。
     怒り溜めも零の瞑想ほど効果は見込めず、受身狩りや起き攻めに支障が出やすい。
     あまりオススメは出来ない。個人の好みと特定キャラの対策として選ぶぐらいであろう。


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天スピリッツ

AB同時押し…連斬入り込みの使用。モーションは近立Bでリーチは普通だが、発生が早い。
  連斬の種類は以下の三つ。
   AB>AAA…出しやすいが、他に長所は無い。
   AB>BBC…ダメージは低いが、相手を浮かすことが出来、キャンセルから追撃が可能。
   AB>CCD…コレといった長所は無い。お遊び用?
   AB>AABBCCC…威力が一番高い。最後まで決めるとスピリッツゲージ上昇効果がある。
               夢路はAABB「C」の部分がキャンセル可能で、ここからも追撃可能。
E行動…E=攻撃避け、近距離で6E=回り込み
スピリッツゲージMAX時、怒り爆発状態中に236+AB…武器飛ばし必殺技
ABC同時押し…怒り爆発の使用。ガード不能で完全無敵の爆風を伴い、怒り爆発状態となる。
          怒り爆発はのけぞり中やガード硬直中にも使用可能なので、緊急回避として使える。
          怒り爆発状態中は剣気最大量がアップし、武器飛ばし必殺技の使用も可能。
          天スピリッツでは爆発状態の持続時間は残り体力に反比例する。
          使用時にスピリッツゲージを消滅させるため、一試合で一回のみの使用となる。
怒り爆発状態中にABC同時押し…爆発一閃の使用。発生、突進スピード共に高速の一閃を繰り出す。
          天スピリッツでの一閃のダメージは残り爆発ゲージに比例して増加する。
          使用後は怒り爆発状態が解除される。
特性…・全スピリッツ中、唯一連斬の使用が可能。
     ・怒り爆発の使用により、一回だけ相手の連続技から逃れることが出来る。
     ・爆発一閃の存在により、怒り爆発が相手に与えるプレッシャーが零スピリッツよりも高い。
     ・剣気量は通常時、スピリッツゲージMAX時、共に少なめ。

長所…連斬の存在による、瞬間火力の大幅増大が魅力。
     他スピリッツと比べて、ワンチャンスで取れるダメージ量が大幅に上がる。
     怒り爆発を持っているので、最終ラウンドまでもつれこむと、優位に立てる。
短所…E行動が回り込みと攻撃避けなので、投げに対して多少弱くなる。
     基本剣気ゲージが低めなので、連斬を要所で入れていかないと、逆に火力不足となる。

寸評…良くも悪くも連斬に尽きるスピリッツ。爆発もあるので多少の無理もきく。
     夢路の攻撃力に不安を感じる人にはオススメのスピリッツである。


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零スピリッツ


AB同時押し…瞑想の使用。スピリッツゲージを境地ゲージに変換する。
         変換効率はキャラごとに違う。夢路は優秀な変換効率である。
         スピリッツゲージMAX状態では変換できないので注意。
E行動…4E=下段避け、1E=後転、2E=伏せ、3E=前転、6E=跳び込み
      6Eの跳び込み以外は真スピリッツのものと同様だと思われる。
      跳び込みは小ジャンプしながら接近する特殊移動。地を這う攻撃をかわすことが出来る他、
      しゃがみ状態の相手を飛び越えて裏に回ることも可能。
スピリッツゲージMAX時、怒り爆発状態中にに236+AB…武器飛ばし必殺技
ABC同時押し…怒り爆発の使用。ガード不能で完全無敵の爆風を伴い、怒り爆発状態となる。
          怒り爆発はのけぞり中やガード硬直中にも使用可能なので、緊急回避として使える。
          怒り爆発状態中は剣気最大量がアップし、武器飛ばし必殺技の使用も可能。
          零スピリッツでは爆発状態の持続時間は常に一定である
          使用時にスピリッツゲージを消滅させるため、一試合で一回のみの使用となる。
          天スピリッツと違い一閃の使用は不可である。
あと一本落とすと、敗北が決定するラウンドで、
且つ残体力が境地ゲージ以下の状態でDE同時押し…無の境地の使用。
          無の境地の持続時間は、境地ゲージの長さに比例する。
          瞑想を多く行えば行うほど、多めの体力で発動出来、持続時間も延びる。
          無の境地中は相手の動き全てを1/4の速度にする。
          つまり相手の仰け反り硬直、通常技の発生等全ては4倍に伸びる。
          この為、通常では入らない連続技や反確が取れたりする。
          無の境地使用後には若干の隙があるので、重ねられた攻撃や投げなどには負ける。
無の境地状態中にABC同時押し…境地一閃の使用。発生、突進スピード共に高速の一閃を繰り出す。
          零スピリッツでの一閃のダメージは残り境地時間と剣気量に比例して増加する。
          使用後は無の境地状態が解除される。
特性…・瞑想、無の境地を唯一使用できる。
     ・怒り爆発の使用により、一回だけ相手の連続技から逃れることが出来る。
     ・剣気ゲージの量は平均的。安定した攻撃力を持つ。

長所…無の境地と怒り爆発を併せ持っているので、最終ラウンドでの競り合いに最も強い。
     多彩なE行動の存在で投げ回避や、間合い調整が比較的容易に行える
短所…無の境地を有効に使う為に瞑想を行う必要があり、起き攻めや受身狩りに支障が出やすい。
     瞑想でスピリッツゲージを消費する為、MAX状態になりづらく、武器飛ばし技を狙えない。

寸評…境地や爆発などの多彩なシステムに恵まれたスピリッツ。
    個人的にはオススメのスピリッツ。夢路と相性が良い無の境地の存在が大きい。


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剣スピリッツ


AB同時押し…完全ガードの使用。スピリッツゲージが点滅時のみ使用可能。
      ゲージ消費を少量消費し、中下段めくり、打撃属性なら全てを防ぐ完全ガードを行う。
      完全ガードは押し戻し効果が通常のガードより強まり、相手との間合いを大きく離す。
      また、完全ガードが成立した場合のガード硬直は必殺技やジャンプ等でキャンセル可能。
      このガードキャンセルは通常、完全ガード分のゲージを消費するが、
      仕込み入力(236+ABC等)で、ゲージ消費無しのガードキャンセルを行うことが出来る。
E行動…4or6E=ミキリ下段避け、2E=ミキリ伏せ、NE=ミキリスライド
      各ミキリは使用時に青い残像が発生する。その残像部分に攻撃判定があたるとミキリ成立。
      画面暗転と共に、見切った技に応じた有利Fと秘奥義ゲージの上昇効果を得ることが出来る。
      ミキリスライドは他のミキリと比べて、投げをミキリづらいが、成立した場合はキャンセルが可能。
スピリッツゲージMAX時に236+AB…武器飛ばし必殺技。
秘奥義ゲージが残体力以上の時に236+BC…秘奥義。
特性…・時間経過でスピリッツゲージMAX状態が唯一解除されないスピリッツ。
     ・剣気ゲージは低め。ゲージMAX状態でやっと他スピリッツの通常状態並。
     ・ミキリスライド、完全ガードと他スピリッツにない特殊行動が多い。

長所…ミキリスライドで対投げ、完全ガードで対打撃択と、相手の行動を返す能力に優れている。
     ゲージの保持が可能なため、いつでも武器飛ばしを出せる状態を維持できる。
     体力が少なくなってきたら、高性能な秘奥義をある程度連発できるようになる。
短所…基本攻撃力が全スピリッツ中最低。連斬等も無いため慢性的な火力不足となりやすい。
     被ダメージでスピリッツゲージが溜まらないので、一方的にやられてしまうと状況が悪化する。
    
寸評…防御面に優れた特殊行動、ゲージ保持による、武器飛ばし発動可能状態の保持、
     そして連発可能な秘奥義が特徴的なスピリッツ。
     夢路との相性は良いのだが、火力不足・防御力不足がより際立ってしまいやすい。

     武器飛ばしと秘奥義に重点を置く戦い方を目指す人にはオススメである。

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全体総評


境地が強力で最終ラウンドに強く、境地溜めをしながら待てる零スピリッツ
いつでも出せる武器飛ばしと連発可能な秘奥義、そして優秀なミキリスライドを持つ
剣スピリッツ
連斬と怒り爆発による、瞬間火力の増大が魅力な
天スピリッツ
以上の三つのスピリッツをメインに据えていくべきかと思われます。
 ・優秀な飛び道具や設置技を持たず、立ち回りで待って戦える相手には

 ・武器を飛ばすことによって、楽になる相手や、投げに対するミキリが必要なら

 ・連斬での反撃で火力の増強をしていきたいには

以上のように使い分けていくのが良いでしょう。

また真スピリッツも基本攻撃力の高さが強化されるので、立ち回りに自信があるなら良い選択です。
怒スピリッツ斬スピリッツも悪くはないですが、他のスピリッツと比べると多少見劣りする感があります。
対キャラ対策で選択肢に入れていくと良いのではないでしょうか。

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